看護職の皆様へ

新型コロナウイルス感染症関連情報について

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会長あいさつ

看護職の皆様へ(第2報)

 新型コロナ感染症の対応に、感染症指定病院はじめ医療機関、地域、在宅、行政等において医療の最前線で日夜ご尽力いただいている看護職の皆さまに敬意を表します。
 さて山形県看護協会は新型コロナウイルス感染関連で、県に対する要望活動や復職支援、軽症者等宿泊療養健康管理・相談等事業等の取り組みを行っています。県への要望として山形県看護協会と山形県看護連盟は連名で、5月18日に新型コロナウイルスの感染症に対応する看護職について危険手当(特殊勤務手当)の支給及び宿泊費等の助成と、妊娠中の看護職員の休業に伴う代替職員の確保について強く要望しました。6月補正予算で可決され、危険手当、宿泊費等、そして慰労金等認められましたことをご報告いたします。看護職の皆様の頑張りが認められ本当にうれしく思います。
 そして、6月に病院、訪問看護ステーション、市町村に対して新型コロナ感染症拡大に関する実態調査を行いました。病床稼働率の減少が、約8割の病院、外来患者の減少も約7割、外来制限が約5割と減収収益であり経営悪化していることが分かりました。そして感染管理認定看護師の負担増加がありました。訪問看護ステーションでは、訪問看護稼働・件数は4割が減少、利用者数の減少は、2割と経営悪化していました。また市町村保健師は、新型コロナウイルス対策業務が加わり業務量増加し対応ができていない、日々の状況が変わり対応に追われる等、負担が急増していることが分かり2波、3波に向けて体制整備が必要であると分かりました。そして看護職への嫌悪・差別・偏見は、保育園、学童保育所からの預かり拒否、受診の拒否、家族からの「家に帰ってこないで」と言われたり、訪問先では消毒液をかけられたり等の実態がありました。組織の対応としては、職員のメンタルヘルスケアや職員に感染対策の教育やマニュアルの整備、宿泊施設の整備等取り組んでいました。県民の皆様には、看護職への正しい理解とバランスのとれた対応をしていただければと存じます。感染拡大を抑止し安全で安心な社会をつくるためには、専門性の高い看護職の育成は重要と考えます。
 日本看護協会は新型コロナ感染症の提言として①新しい生活様式が広がる社会に –看護職が国民の「新しい生活様式」を支える- ②感染が拡大しても対応できる医療提供体制の確保を –有事を見据えた安定的な医療提供体制の確保- ③感染拡大を限りなく阻止し安全・安心な社会を-感染拡大防止のカギは、看護職の専門性-④誰もが心身ともに健康で活躍できる社会に-看護の力で健康な社会を-であります。これからも山形県看護協会は、日本看護協会と連携して真摯に取り組みたいと思います。
 これからもよろしくお願いいたします。

令和2年7月29日
 公益社団法人山形県看護協会

会長 井上栄子

新型コロナウイルス感染症に対する取り組み

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